松田美由紀「カレーの時は公園」 松田優作さん亡きあとの3人の子育て「何て得なんだ」と思った理由は…

[ 2021年9月15日 14:53 ]

松田美由紀
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 女優で写真家の松田美由紀(59)が15日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。夫で名優の松田優作さん(享年40)を亡くした後の子育てについて語った。

 美由紀は21歳で優作さんと結婚。優作さんが89年に他界後、28歳という若さでシングルマザーになったが、長男の俳優・松田龍平(38)、次男の俳優・松田翔太(36)、長女でアーティストの松田ゆう姫(ゆうき、33)を育て上げた。

 司会の黒柳徹子(88)から、「夫が亡くなった時に、子どもが3人って、どんな思いでした?」と聞かれると、美由紀は「いやーもう、今まで長い間子育てをしてきて、今長男の龍平が主人が亡くなった年にだんだん近づいてきて。でも楽しかったですね」と振り返った。「子どもを産むってことが何て得なんだ、って。自分のことを無条件に愛してくれて、自分のことを100パーセント求めてくれる人が、自分の人生にほかに誰がいるだろうか、って思ったんですよね。それが自分のお腹から出てくるなんて、なんて得なんだろうっていうか」と語ると、「親友としてもそうだし、人生の相棒にもなれるのが子どもかと思って、凄く得な人生だと思ってます」と強調した。

 黒柳から「家族でピクニック行ったりとか、子どもの誕生日にクラス会したりとかやって下さるんですって」と振られると、「学年全員呼んだりとか。子どもの誕生日には、とかってやってたんですよ」と美由紀。さらに「すごく独特な子育てをしてきたなって。カレーの時は公園に行って、お鍋ごと持って行って『カレーは公園が一番だね』って言って食べたりとか。そしたら長男がやっぱり思春期になる時に、『お母さん、公園はもう卒業しようよ。恥ずかしいよ』って言われて。そんなこんなをしながら一緒にやってきたんですけど」と明かした。

 「最近さすがに子離れの時期が、もう4回くらい来てるんですけど、私がなかなか離れられなくて」とも語った。「全てをささげるんですよね。母親って。体力と時間もお金も全てささげて、娘とか翔太とかは留学とかもさせて。全てをささげたのに、大人になるともういらないって言われるっていうね」と苦笑いした。

 子どもに優作さんの面影はあるかと聞かれると、「ありますよ。凄いありますよ」と美由紀。「もうね、おしりはどっちだなとか、肩は誰だなとか」と嬉しそうに話した。自身は3姉妹だったため、息子を育てるのは難しかったかと聞かれると、「難しいですね。もう男の子の考えてることは本当によく分からないです。男の子は女の子とは全然違う。単純だし、複雑だし、純粋ですね。女の子の純粋さと男の子の純粋さって違いますね。女の人ってどっか図太いところがあるじゃないですか」と振り返った。

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2021年9月15日のニュース