嵐ライブ映画はデビュー記念日に先行公開 櫻井翔「5人がこだわり続けた日」全国公開は「大野智の誕生日」

[ 2021年9月15日 13:40 ]

ライブ映画「ARASHI Annniversary Tour 5×20 FILM“Record of Memories”」のジャパンプレミアに出席した櫻井翔
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 「嵐」の櫻井翔(39)が14日、都内劇場で行われた、グループ初のライブ映画「ARASHI Annniversary Tour 5×20 FILM“Record of Memories”」(監督堤幸彦、11月26日公開)のジャパンプレミアに出席した。

 昨年いっぱいで活動を休止した嵐にとって初のライブ映画。18~19年にわたり開催され、日本史上最多の237万5000人を動員した20周年ツアーの合間に、作品のためだけに行われたライブを映像化した。櫻井は「2年前のコンサートなんですけど、あの時のみんなの熱気、我々の思いを真空パックのように閉じ込めたいなと思っていた」と話し、「真空パックを開いても、時の流れを感じずに楽しめる作品になったと思います」と、新鮮さを失わずに映像化されたことを喜んだ。

 撮影は18年12月23日、東京ドームで敢行された。嵐を知り尽くしたスタッフが集結。125人のカメラマンが、ドローンを含め127台のカメラを駆使し、5人の魅力を余すところなく伝えた、臨場感と迫力満点の作品となった。映像作品に関わる多くのクリエーターたちが、この日はこのライブのために集まったといい、櫻井は「この日だけは映画の撮影が止まってるみたいな」とジョークまじりに説明。堤監督も「そういう意味ではえらい迷惑」と笑った。

 この日は、嵐の結成記念日。作品はデビュー22周年記念日の11月3日に、ドルビーシネマ限定で公開されることが発表された。櫻井は「9月15日にこれをお伝えすること、11月3日のデビュー記念日に公開すること、これは我々5人とスタッフがこだわり続けていた日にちだったので、やっとお伝えできてうれしく思います」と喜んだ。全国公開は11月26日で、「くしくも大野智の誕生日であります」と付け加えた。

 このライブに参加したファンも、この映像がどういう形になるか知らされないままだったという。櫻井は「『私たちのあれは一体どこに行ったんだ?』という気持ちで過ごされてきたと思うので、やっと言えたという気持ちです」と話していた。

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2021年9月15日のニュース