小泉今日子 多忙極めたアイドル時代の失敗「あんまり忙しくておかしくなっちゃったんじゃないかって」

[ 2021年9月8日 13:03 ]

女優の小泉今日子
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 歌手で俳優の小泉今日子(55)が8日、ニッポン放送「ラジオビバリー昼ズ」(月~木曜前11・30)に出演。人気絶頂だったアイドル時代を振り返った。

 「昭和・平成・令和のアイドル総登場 スタービックリマル秘報告」のコーナーに登場。この日パーソナリティーを務めた春風亭昇太(61)から、アイドル時代について「あの頃は忙しかったでしょ」と振られると、「そうですね。その時は忙しいって感覚もなかったですけど、とにかく歌番組ですとか、営業的な人様の前で歌う機会って言うのが凄く。毎週地方に行ったりですとか、何回歌ったんだろう、って感じはありますね」と振り返った。

 当時は歌番組をはしごすることも日常的で、「夏と春はコンサートツアーがあったりもするんで、コンサート会場から生放送の中継とか、新幹線の中で歌うとか、そんな日々ではありました」とも語った。

 歌番組「ザ・ベストテン」には思い出が多いとし、「意外とCM中ですとか、他の方が歌っている時とか、黒柳徹子さんが話しかけてくださったり。ご自分のために缶缶に入った洋物のキャンディーをすぐになめ終わるように砕いてあって小さく、そういうのを『あなたも食べる』っていただいたりとか。誰に対しても平等な方で、凄く嬉しかったし、憧れましたね」と明かした。黒柳に関しては「今会っても同じなんですよね。素敵な方だなって毎回会うたび思います」と話した。

 失敗もあるそうで、と話を振られると「たくさんたくさんありますけど、夜にレコーディングすることが多かったんですね。時間がなくて。日中、なんか面白いこととかに遭遇して、自分の歌入れしてる時に、それを勝手に思い出して笑って歌えなくなったりとかして」と驚きのエピソードを告白。「ブースの向こうの人はなんで笑っているか分からないじゃないですか。でも説明するのも難しいじゃないですか。おかしな子だなっていう感じで。あんまり忙しくておかしくなっちゃったんじゃないかっていう。そんな感じ、よくありましたね」と話し、スタジオを驚かせた。

 また、あまりの忙しさのため、「歌入れで、プレーバックとかしているときに、ほんの5分とか10分でも爆睡してたりとか。起こされて、ああ、はい、みたいな」という状態だったとした。「本当に(1日の)最後だったんですね。後ろの時間を気にせずにしたいじゃないですか、レコーディング」とし、「疲れ果てた状態で、お腹が空いてて、猫ちゃんにご飯じゃないけど、今日子ちゃんにご飯みたいな感じで、まずご飯を用意してもらって、食べてという感じでした」と笑ってみせた。 

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2021年9月8日のニュース