NHK「プロフェッショナル」 手術シーンモザイクなしの意図説明 番組のこだわりに反響

[ 2021年9月8日 12:03 ]

NHK社屋
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 NHKのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル仕事の流儀」の公式アカウントが7日深夜、ツイッターを更新。手術シーンにモザイクを入れない意図を説明した。

 同日の放送では、外科医・中尾昭公氏に密着。手術シーンも放送されていた。

 オンエア後、公式ツイッターは「モザイク無しの手術シーンにご意見をいただきましたので、少しだけ」と切り出し「かつて手術シーンにモザイクを施したところ、取材先の医師から『私の仕事を冒涜してほしくない』と。外科医にとっての最前線、以来私たちは、その仕事をリスペクトする思いで、原則モザイク無しとしています」と番組へのこだわりを明かした。

 SNS上には「それでいいです。それでこそ、手術の難しさ、リスペクトすべき技法が伝わってきます。命の現場を見せてくださった、外科医の先生、取材を許可なさった患者さま、勇気ある番組作りをされたスタッフの皆さん、ありがとうございました」「素晴らしい過程がテレビ画面で見ることが出来て、大変勉強になりましたしどれだけ医療機関で尽力されているのかが分かりました」「自分は血や臓器などの映像が苦手で通常は目を背けてしまうのですが、中尾先生の仕事への向き合い方に引き込まれて、今回は目を背けることなく見ることができました。素晴らしい番組でした」と反響が集まっている。

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2021年9月8日のニュース