水谷隼 “みまじゅん”大逆転の準々決勝ドイツ戦 「ヤバいな」から「“自分を信じてくれたんだな”と」

[ 2021年9月8日 10:44 ]

卓球の水谷隼
Photo By スポニチ

 東京五輪の卓球混合ダブルスで金メダル、男子団体で銅メダルを獲得した水谷隼(32=木下グループ)が8日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」(月~木曜前8・00)に出演、大逆転勝利した東京五輪の混合ダブルス準々決勝、ドイツ戦を振り返った。

 水谷は、伊藤美誠(20=スターツ)と組んだ混合ダブルスの準々決勝のドイツ戦の最終ゲーム2―9から大逆転勝利。決勝では中国ペアを破り、金メダルを獲得した。パーソナリティーの垣花正アナ(49)からドイツ戦について聞かれると「伊藤選手が少し焦っているような感じでしたね。難しくはない球、でも簡単でもない、中途半端な球の返球がドイツペアからものすごく多かったんですよ。それを伊藤選手が1本つなげば、僕が次で何とかできるなって思っていたんですが、その球に対して伊藤選手が結構思い切って決めに行こうとして、それがことごとく入らなくて“あっ少し焦っているな”って思って“無理しないで、無理しないで”って言うんですけど、それでも伊藤選手はバンバン攻めていって、それがずっと入らなくて“ヤバいな、本当にヤバいな、このままズルズル行くな”って思っていた」と回顧し、「2―9になってから伊藤選手が1本も打たなくなったんですね。ミスをしないように全部つなぐようになりました。それこそ“自分を信じてくれたんだな”と思いました」と振り返った。

 そして「それまでの伊藤選手は“自分が決めなきゃ点数取れない”と思っていたのが、2―9になってから“私が打っても入らないから水谷選手に任せよう”みたいなプレーが多くなりました」と説明した。

続きを表示

2021年9月8日のニュース