岡島秀樹氏 投手・大谷翔平に「スライダーとカットボールの制球がアップ」「省エネ投球もできている」

[ 2021年8月15日 15:02 ]

岡島秀樹氏
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 巨人、日本ハムなどで投手として活躍し、大リーグ・レッドソックスでワールドシリーズを制した野球解説者の岡島秀樹氏(45)が15日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)にリモート出演。エンゼルスの大谷翔平投手(27)についてコメントした。

 大谷は12日(同13日)のブルージェイズ戦に「1番・投手」で投打同時出場し、5試合連続クオリティースタート(6回以上で自責点3以下)となる6回3安打2失点でメジャー自己最多を更新する7勝目を挙げた。また、打者では13日(同14日)のアストロズで4試合連続安打となる適時内野安打を放つなど4打数1安打1打点で、通算成績は111試合で389打数104安打でリーグ2位の85打点、同トップの38本塁打、16盗塁で打率・267となっている。

 岡島氏は、投手・大谷について「変化球の制球が良くなりましたよね。もともとスプリットは良かったんですけど、スライダー、カットボールと制球がすごくまとまっています。狙った所に投げられている」と言い、「でも少し疲れも出ているんですよ。疲れがピークに来ていると思うので、その中で省エネ投球もできている」と指摘。そして「全力で投げる時と投げない時で、バランスよく投げられている。全力で投げないで、ある程度、打者と駆け引きをしながら困った時に全力投球するスタイルでやっている。なおかつスライダーとカットボールの制球が良いので、今までだったら速い球を投げてスプリットで三振だったのが、ほかの球種も使えるようになったので打者が絞りにくくなっている」と分析した。

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