「ドラゴン桜」最終回 山下智久も声でサプライズ出演!退所後初ドラマ 衝撃の40秒にネット騒然

[ 2021年6月27日 21:58 ]

日曜劇場「ドラゴン桜」(C)TBS
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 俳優の阿部寛(57)が主演を務めるTBS日曜劇場「ドラゴン桜」(日曜後9・00)の最終回(第10話)が27日に15分拡大で放送され、16年前の前作で生徒役を演じた俳優の山下智久(36)が声でサプライズ出演を果たした。終盤わずか約40秒、メールを読む声だけながら、昨年10月のジャニーズ事務所退所後、初のドラマ出演。SNS上は騒然となった。

 <※以下、ネタバレ有>

 阿部が主演を務め、2005年7月期に金曜ドラマ枠でヒットした学園ドラマの16年ぶり新シリーズ。前作は、経営難の三流私立校・龍山高校を舞台に、元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部)が落ちこぼれの生徒を東大合格へ導いた。今回の原作は、18年から週刊漫画誌「モーニング」(講談社)に連載されていた三田紀房氏の「ドラゴン桜2」。前作の原作「ドラゴン桜」(03~07年連載)の15年後を描くが、今作は現代の日曜劇場にふさわしいエッセンスを盛り込んだドラマオリジナルの物語が展開されてきた。

 阿部が伝説の弁護士・桜木役に再び挑戦。長澤が桜木の教え子・水野直美役を続投。水野は一浪して東大に合格し、弁護士資格を取得した。続編はドラマオリジナルの舞台・龍海学園の教頭・高原浩之(及川光博)が学園再建のため、桜木と水野を招き、幕を開けた。

 最終回は、共通テストを終え、瀬戸(高橋海人)は合格には非常に厳しいライン、藤井(鈴鹿央士)も思うように点数を取れず、文系への転向を余儀なくされた。東大専科から離脱した瀬戸に、桜木(阿部)は“あること”を告げ、藤井も一世一代の大勝負に出る。それぞれの決意を胸に、共通テストの結果発表の日がやってくる。そして、2次試験へ全力を尽くす生徒たちの日々が続き、桜木は“とある秘策”を提示。一方、学園買収には教頭の高原(及川)が関わり、坂本(林遣都)と米山(佐野勇斗)も加担。桜木は東大受験と買収劇をダブル大逆転に導けるか?…という展開。

 実は味方だった坂本と米山により、桜木の事務所のNo.2弁護士だった岸本(早霧せいな)の策略が暴かれ、買収は阻止。そして、かつての教え子・矢島勇介からメールが届いた。このメールを読む声を山下が演じた。

 「桜木先生、ぶー(水野)、お久しぶりです。実は俺、坂本と米山君に言われて、ずっと協力していたんです。2年前、岸本は米山くんを精神的に追い詰めることで、桜木先生を追い出そうとしていたんです。でも、岸本の悪事を暴く証拠がない。だから、2人は岸本の懐に入り込んで、ボロを出すのをじっと待っていた。そういうわけだから、ぶー、2人が黙っていたことを怒るなよ。岸本に近いおまえには言えなかったんだ。それと、もう1人、ひそかに協力してくれていたヤツが近々先生に会いに行くって言っていた。その時はよろしくです」

 山下が演じたのは、前作特進クラス1人目の生徒・矢島役。水野とは幼なじみ。矢島は鉄工所を経営していた父親が多額の借金を残して蒸発し、母親(石野真子)と2人暮らし。見事、東大合格を果たしたが、学費がかかると進学せず。「独学で勉強して、司法試験目指す。親父みたいに、悪賢いヤツらに騙されないように、弁護士になる」と桜木に誓った。

 前回第9話(6月20日)は共通テスト前日、水野が「昔を思い出します。私の時は、お母さん(美保純)が(脳梗塞で)倒れちゃって、何度もあきらめそうになったけど、矢島やみんなが支えてくれた。あの子たち(東大専科の7人)も、そうやって互いが支えになってくれてたらいいな」と振り返るシーンに、矢島の名前が登場。

 第9話オンエア後の次回予告には、「最強助っ人登場!」のテロップが表示される中、桜木が「あいつら(東大専科7人)のために、頼もしい助っ人を用意した。久しぶりだな」と水野の後ろにいると思われる人物に声を掛け、水野が後ろを振り向くと「えっ!」と驚き交じりの笑顔になるシーンもあり、新シリーズ初回にサプライズ登場した紗栄子(34)に続き、前作特進クラスの生徒役キャストの16年ぶり再登場が期待されていた。

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2021年6月27日のニュース