高橋真麻アナ 平井デジタル相めぐる会議音声流出に「漏れていること自体の危機管理がどうなのか」

[ 2021年6月21日 13:07 ]

フリーアナウンサーの高橋真麻
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 フリーアナウンサーの高橋真麻(39)が21日、フジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に生出演し、平井卓也デジタル改革担当相(63)が同庁で使用予定だったシステムの入札をめぐる発言についての週刊文春報道にコメントした。

 週刊文春オンラインは16日、平井氏が4月に参加した会議の音声データも公開。平井氏が特定のベンチャー企業名を挙げ、官製談合防止法に抵触する発言があったと報道した。平井氏は「具体的な企業名を挙げた事実はない」と反論し、記事の削除を申し入れている。

 平井氏をめぐっては、東京五輪・パラリンピックで関係者の健康状態把握のため使用するアプリの開発費をめぐり、「NECには死んでも発注しない」、「今回の五輪でぐちぐち言ったら完全に干す」と発言した音声データも流出している。高橋アナは「デジタル庁の内部音声が漏れていること自体の危機管理がどうなのか、というのはあると思う」と指摘した。

 一方で、ベンチャー企業の名前を挙げたと報じられている件については、「『こういうベンチャー企業があって、このベンチャーの顔認証がいいらしいんだよ』と言っただけでも、それを懇意にしているとか、忖度して官僚の方たちが優遇するんじゃないかとなってしまうのもちょっと…」とコメント。「そうすると大臣って何の提案もできないし、いろんな外部の人とかとコミュニケーションを取った時に、何も固有名詞を出せなくなっちゃう」と私見を語った。

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2021年6月21日のニュース