ケンコバ、陣内智則とのコンビ結成を断った過去「正直勝ち筋は見えたけど…」

[ 2021年6月9日 17:34 ]

ケンドーコバヤシ
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 お笑いタレントのケンドーコバヤシ(48)が6日、お笑いコンビ「キングコング」の梶原雄太(40)の公式You Tubeチャンネルに出演。お笑いタレントの陣内智則(47)からコンビ結成を持ちかけられていた過去を明かした。

 ケンコバは当時組んでいたコンビを解消し、芸能界を去ろうと思っていたという。しかし、先輩芸人たちから強い引き留めがあり、その中にはお笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(57)もいた。「お前絶対やった方がええよ」という言葉を人伝いに聞き、踏みとどまることを決意したという。

 気持ちを入れ替えたケンコバは、NSC時代に目をつけていたお笑い芸人の村越周司(48)に声をかけ「モストデンジャラスコンビ」を95年に結成。しかし、そこである運命のイタズラが起きる。当時、陣内もコンビを解消しており「なんとなく周りは『陣内が解散したんやったら、半分やめてるコバヤシに連絡したら?』っていっぱい言われたらしい。実際、陣内と仲良かったしね」という偶然のタイミングだった。

 すると、陣内から自宅で飲み会に誘われ「『いや俺、解散したんや。コバも解散して何か月?』って、これは俺にコンビを『やらへんか?』って言おうとしてると。ただ、村越に電話した次の日くらいやったねん。俺も陣内とやった方が、正直勝ち筋は見えた。でも、ここで村越に電話したことをなしにして陣内とやるのは、男として卑怯やなと思って」と語る。

 ケンコバが、コンビ結成の意思を確かめると「『そや…』って。卑怯なマネはできんと思って、そのことを言うと陣内が『良かったやんけ、お前!心配してたんやぞ、お笑いやめるとか言うから。良かったやんか!』って。少女漫画に出てくるような良いヤツやねん」と大笑い。

 「俺もここでやったら男じゃなくなると思うし、陣内も割って入ったら男じゃなくなると思ったんやろうな。後ろポケットに手突っ込んで『頑張れよ』って言いながら泣いてんねん!」と、良い思い出になっているという。「ターニングポイントやな。お互いそっちの方が良かったかもね。コンビ組んでたら変な風になってたかもしれんし」と、しみじみと懐かしんだ。

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2021年6月9日のニュース