山本譲二　武闘派エピソード披露「殴ったら、歯がボーンと」…まさかのほっこり結末に一同感心

山本譲二
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　演歌歌手・山本譲二（71）が30日、TOKYO　MX「5時に夢中！」（月～金曜後5・00）にゲスト出演し、心温まる？武闘派エピソードを明かした。

　番組では、ある中華料理店の話題に。店の前の張り紙では、マスク着用での入店を義務づけた上で、「ケンカをしたい人はいつでもケンカをします」とケンカ腰なメッセージを発しており、SNSで話題になっているという。

　MCのフリーアナウンサー垣花正（49）から「譲二さん、これすごいですよね？」と話を振られた山本は、「何で俺に振るんだよ！それ」と過敏に反応。中尾ミエ（74）から「仕事に来てるんだから」とたしなめられると、苦笑いしながらかつての武勇伝を語った。

　ある日、銀座でタクシー待ちをしていたところ、大行列で進まない状況だったという。「ふっと前を見たら、ケンカをやってたんですよ。こいつらのせいで全然進まない。俺、走って行って『やめろ』って言ったら、バチーンとたたかれたんですよ」。売られたケンカは買うスタイルだったという山本は、ここで反撃に。「1人をぶち（すごく）殴ったら、歯がボーンと折れちゃって」。もう1人も殴ったところ、相手がはめていた高級腕時計がバラバラに砕けてしまうほどだったという。

　2人とともに警察に連行された山本は、「俺、殴られたんですよ。正当防衛でしょう？殴られたら殴り返すでしょう？」と訴えたという。ところが、警察からは「山本、お前は過剰防衛だ。見てみろ、2人を。ズタズタじゃねえかよ」と指摘されたと明かした。

　歯を折られた男からは治療費23万円を請求されたが、山本は「3万だけ払ったるわ」と全額支払いは拒否したという。ところが後日、意外な事実が判明。「それで済んだと思ってたら、今の女房が毎月3万ずつ送って、返済してたっていう」。荒ぶりエピソードのはずが、まさかの心温まる結末に、一同感心。すると、ミッツ・マングローブ（46）は「3万ですよ。だけどここのギャラ、2万なんですよ。足りなかった」と番組の出演料をぶっちゃけ、笑わせた。