近藤真彦 活動自粛中にジャニーズ事務所退所 昨年11月に不倫騒動 あらためて謝罪「ご心配ご迷惑を」

[ 2021年4月30日 17:08 ]

ジャニーズ事務所
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 不倫問題により昨年11月から無期限の芸能活動自粛に入っていた歌手の近藤真彦(56)が30日をもって、約44年間、所属したジャニーズ事務所を退所すると公式サイトで発表された。近藤からの申し出を事務所が尊重。活動自粛中の退所に、ジャニーズ事務所は「活動自粛期間中のご報告となりますこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪。近藤も「この度の一連の騒動におきましては、ファンの皆様、関係者の皆様にご心配ご迷惑をお掛け致しましたこと、お詫び申し上げます」とあらためて謝罪した。

 不倫を報じたのは昨年11月12日発売の「週刊文春」。相手は、オーダースーツの会社を経営する25歳年下の女性。2015年3月に食事の席で知り合った。関係は5年にわたって続き、昨年6月には東京湾をクルーザーでデート、10月には沖縄旅行へ出掛けおり、同誌は2人が食事やゴルフを楽しむ写真を掲載した。近藤は94年に一般女性と結婚。07年に男児が誕生している。

 ジャニーズ事務所は17日午前0時、近藤に無期限の芸能活動自粛処分を下したことを公式サイトで発表。近藤に確認したところ、事実と認めたとし「家庭を持つ一社会人による振る舞いとして大変軽率であり、自覚と責任に欠ける行動だった」と断罪した。

 不倫発覚から処分の発表まで数日がかかったことについて、事務所は「(処分の内容について)慎重に検討いたしておりました」「報道により一番負担を掛けることになったご家族と本人が話し合うための時間を要してしまいました」などと釈明。16日に本人から「一連の出来事に対する責任を取り、芸能活動を自粛したい」と申し出があり、事務所としても「(所属タレントで)最年長である近藤の処分として当然の結論」と受け入れた。

 昨年は歌手デビュー40周年の節目。12月12日の記念日に向けて多くの仕事が予定されていたが、12月2日に出演予定だったフジテレビ「FNS歌謡祭」は降板。東京・渋谷で開催予定だった40周年ツアーの最終公演(12月11、12日)も中止になった。

 近藤は「この度の件では、家族、関係者の方々、なにより応援してくださっているファンの皆様を裏切ることになり、大変申し訳なく思っております。相手の女性にもご迷惑をお掛け致しました。家族とは、話し合い、謝罪し、理解してもらいました。昨日、芸能活動を自粛させていただきたい旨を事務所に申し入れました。皆様の信頼を回復できるよう、自分を見つめ直し精進いたします」と謝罪コメントを発表していた。

 この日、ジャニーズ事務所は「弊社所属タレント近藤真彦は、本日、2021年4月30日をもちまして、ジャニーズ事務所を退所し、新たな道へと進みますことをご報告申し上げます。これまで40年以上にわたり、近藤を応援してくださったファンの皆様、そして、ご支援くださいました関係者の皆様に、心より御礼申し上げます」と報告し、感謝。

 「近藤より、これからの人生、自分の責任において芸能とレースの道を歩んでいきたいとの申し出がございましたので、弊社としましては、その意向を尊重し、自身で決めた道へと送り出すことといたしました」と経緯を説明した。

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2021年4月30日のニュース