宝塚雪組トップコンビ、望海風斗&真彩希帆のサヨナラ公演開幕「すべての方々に感謝を」

[ 2021年2月26日 18:35 ]

ベートーベンを熱演する望海風斗
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 宝塚歌劇団雪組トップコンビ、望海風斗(のぞみ・ふうと)&真彩希帆(まあや・きほ)のサヨナラ公演「fff―フォルティッシッシモ―/シルクロード」が26日、東京宝塚劇場で初日を迎えた。

 圧倒的な歌唱力でファンを魅了し続けたトップコンビもこの公演で見納め。天才音楽家ベートーベンの波乱の人生を、彼の前に現れた物語の鍵を握る“謎の女”とともにドラマティックに描く。

 「シルクロード」はペルシャ、インド、中国を舞台に盗賊が宝石を手に入れたことから始まるストーリー仕立てのショー。フィナーレでは望海が、次期トップの彩風咲奈(あやかぜ・さきな)に1本の青いバラを手渡す演出も。

 コロナ禍で卒業が半年延びた望海だが「このような状況ではありますが、お越しいただいたお客様に明日への活力となるようなエネルギーあふれる舞台をお届けできますよう、出演者一同心を込めて舞台を務めてまいります。また、今まで応援してくださったすべての方々に、舞台を通して感謝の気持ちをお伝えしたいです」とコメントした。

 公演は4月11日まで。千秋楽「望海風斗ラストデイ」は、全国の映画館でライブ中継、「タカラヅカ・オン・デマンド」で、ライブ配信する。                                                                      

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