「麒麟がくる」“菊丸”岡村隆史は光秀推し「長谷川さんと離れたくなかった 本当に寂しい」(ネタバレ有)

[ 2021年1月17日 20:50 ]

大河ドラマ「麒麟がくる」第41話。菊丸(岡村隆史)(C)NHK
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 俳優の長谷川博己(43)が主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・00)は17日、第41話「月にのぼる者」が放送され、お笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史(50)演じる忍び・菊丸が京を去った。

 <※以下、ネタバレ有>

 大河ドラマ59作目。第29作「太平記」(1991年)を手掛けた名手・池端俊策氏(75)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主役に据え、その謎めいた半生を描く。

 第41話は、大坂本願寺、丹波と終わりの見えない戦に追われる光秀(長谷川)。追放された将軍・義昭(滝藤賢一)は、諸国の大名に対し「信長(染谷将太)を倒し、幕府を再興せよ」と御内書を送り続けており、事態は混迷を極めていた。そして、秀吉(佐々木蔵之介)が光秀を訪ねる。光秀は自分に密偵をはべらせ、行方不明の名茶器「平蜘蛛(平雲)」を隠し持っていることを信長に報告し、さも裏切ったかのように仕向けた調略について秀吉を問いただす…という展開。

 秀吉が菊丸の正体に気付いたため、光秀は「秀吉殿の手下は動けば早い。すぐに京を離れる方がよい」と菊丸に忠告。菊丸は「三河のために命を捨ててもよいと思いながら、もうお役目を返上したい。三河へ帰っても、もう家で私を待つ者は誰もおらぬのです。皆、死に絶えまして」と複雑な胸中、駒(門脇麦)と薬を作る暮らしへの愛着を吐露した。しかし、駒たちを巻き込む前にと、光秀の忠告に従うことを決意。秀吉の手下を追い払い、京から姿を消した。

 岡村は番組公式ツイッターを通じ「劇中でも本心を語っていますが、菊丸は京を離れたくなかったんだと思います。でも、それ以上に、僕は長谷川さんと離れたくなかった(笑)。登場した時から長谷川さんとのシーンが多かったので、本当に寂しい。僕個人としては、光秀推しですから(笑)」と心境を明かした。

 最終回(第44話)まで残り3話。“菊丸”岡村の再登場はあるのか、注目される。

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