ふあんくん 新型コロナ抗体の消滅明かす「急に不安に。いつ再感染してもおかしくない」

[ 2020年7月12日 20:04 ]

「コロナの抗体消滅」をYouTubeで発表したふあんくん

 新型コロナウイルスに感染したことをYouTubeで公表し、その詳細を動画で公開している「ふあんくん」(39)の抗体が消滅したことが12日、明らかになった。前日11日に病院へ行き抗体検査によって消失が判明したもので、この日公開のYouTubeで詳しく伝えている。

 ふあんくんは3月28日に39・6度の高熱を発し、PCR検査によってコロナの陽性と判定され隔離入院。軽症のため1週間でホテルに移動し、4月18日にPCR検査で2度目の陰性となり退院していた。

 退院後、コロナ患者へのボランティア活動のため5月22日に抗体検査を受け抗体保持を確認していたが、6月30日に簡易検査キットによる検査で陰性となり、11日の医師による検査でも抗体の消失が確認された。

 PCR検査による2回目の陰性から抗体消失までの期間は3カ月弱で、新型コロナウイルスの抗体消失がこのように短期間で起きることが通常であるならば、集団免疫の獲得は不可能ということになる。

 ふあんくんは「急に不安になりました。抗体がないということは、いつ再感染してもおかしくないということ。これからも、手洗い、うがい、マスクをし注意をして日々の生活を送りたいと思います」と話している。

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2020年7月12日のニュース