映画評論家の有村昆氏が新型コロナ陽性　クラスター発生の舞台「THE★JINRO」企画プロデュース

映画評論家の有村昆氏
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　キャストやスタッフ、観客から計21人の新型コロナウイルス感染者が出た舞台「THE★JINRO―イケメン人狼アイドルは誰だ！！―」を企画プロデュースした映画評論家の有村昆氏（44）がPCR検査を受けた結果、陽性が確認されたことが分かった。12日、所属事務所のホリプロが発表した。

　発表によると、有村氏は舞台初日となった6月30日と7月5日のいずれも夜公演を観劇。出演者とあいさつをかわしていたが、保健所から「濃厚接触にあたる場はなかった」との判断を受けていた。しかし、9日夜に37度の微熱、翌10日朝には38度の熱があったため同日にPCRを受け、11日から都内の病院に入院。12日に陽性が確認された。現在も熱があるため入院中。妻の元日本テレビキャスター・丸岡いずみ（48）と長男はこれから検査を受けるという。

　所属事務所は「有村は今後も病院・保健所の指示を仰ぎながら治療に専念するとともに、私どもとしましては、より一層拡大防止に努めてまいります」としている。

　同舞台は6月30日から今月5日まで、東京・新宿のシアターモリエールで上演。主催したライズコミュニケーションによると、6日に出演者で男性グループ「スーパーブレイクダーン」のTAKUYA（23）の感染が判明。すべての共演者とスタッフが8日にPCR検査を受け、山本裕典（32）のほか、俳優の松村優（24）と韓国人俳優のHONEY（36）らに9日に陽性反応が出た。11日、新たに関係者と観客ら6人の感染も判明して計20人に。12日には、ゲスト出演した吉本坂46の榊原徹士（30）のPCR検査の結果が陽性だったことが発表された。舞台のクラスターは初とみられる。