三谷幸喜氏新作舞台「大地」7・1初日決定!客席50%以下 公演数減も「面白さのポイントが1つ増えた」

[ 2020年6月11日 18:25 ]

三谷幸喜氏
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 ヒットメーカーの三谷幸喜氏(58)が脚本・演出を手掛ける新作舞台「大地」が7月1日に東京・渋谷のPARCO劇場で開幕することが11日、分かった。当初は6月20日が初日だったが、新型コロナウィルス感染予防策のため、客席の配席と公演スケジュールの見直しを行い、新しい公演日程が決定。コロナ禍の中、より豊かな演劇表現に挑む「Social Distancing Version」と銘打つ。渡辺謙(60)主演のオープニングシリーズ第1弾「ピサロ」が3月末に公演中止になってから3カ月。リニューアルしたPARCO劇場再開への第一歩となる。

 千秋楽は当初の予定通り8月8日。公演数は当初の56公演から45公演に。チケットは客席(636席)の50%以下の販売とし、最大318席。土日10公演においてイープラス「Streaming+」によるライブ配信も行う。

 三谷氏は「舞台上での俳優の濃厚接触を限りなく避け、俳優同士は常に距離を取って演技。それによる不都合を不都合に終わらせずに、より豊かな演劇表現に昇華させる。それがSocial Distancing Versionです。要は、面白さのポイントが1つ増えたとお考えください」とコメントした。大泉洋(47)山本耕史(43)竜星涼(27)らが出演。三谷氏が俳優への愛を込めて描く“三谷流俳優論”となる。

 1994年からPARCO劇場をホームグラウンドとし、新作を発表し続けている三谷氏。新作「大地」に続き、ライフワーク「ショーガール」(7月27日~8月7日)「其礼成心中」(8月13~20日)と3作品連続上演となる。

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2020年6月11日のニュース