テレビ大阪 今年も「天神祭」生中継「映像だけでも大阪の夏を感じてもらいたい」

[ 2020年6月10日 05:00 ]

 「天神祭」(2016年)で打ち上げられた花火の映像(提供・テレビ大阪)
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 開局以来、浪花の夏の風物詩「天神祭」を生中継してきたテレビ大阪(大阪市中央区)は、今年も特番「天神祭生中継2020(仮)」(7月25日後7・20開始予定)で「天神祭」を生中継することが決まった。

 西暦951年に始まったとされ、日本三大祭りの1つに数えられる「天神祭」。同局では、今年で39回目の放送となるが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため「天神祭」そのものが縮小。練り歩き、渡御行事、奉納花火の中止が4月13日に発表された。舟を浮かべての渡御行事が全て中止になるのは1946年以来74年ぶり。「鉾流(ほこながし)神事」や、境内での神事は神職のみの参加で例年通り執り行われる。

 放送は大阪天満宮からの生中継に加え、神事の一部を中継。その他、昨年までに撮りだめた賑やかな祭の模様や、鮮やかな花火の映像をオンエアする。テレビ大阪は「コロナ終息の願いを込めて…。映像だけでも大阪の夏を感じてもらいたい」と意気込んでいる。

 なお、出演は同局アナウンサーのみで、西川きよし(73)、ハイヒール・リンゴ(56)、モモコ(58)ら毎年登場しているゲストの出演は見送られた。

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2020年6月10日のニュース