前進座座友・丸橋恒夫さん死去 95歳 誤嚥性肺炎による呼吸不全のため

[ 2020年6月3日 09:58 ]

 前進座座友・丸橋恒夫(まるはし・つねお、本名=桜田延良)さんが、誤嚥性肺炎による呼吸不全のため、5月26日に亡くなっていたことが3日、分かった。劇団前進座が発表した。95歳。通夜、告別式は近親者にて執り行われた。

 丸橋さんは、1924年12月26日に芥川賞作家・桜田常久さんの長男として誕生。52年8月に前進座に入座。2017年に座友に推薦されるまで(1990年2月退座、91年再入座)、宣伝部部長として活躍した。退任後も「月刊前進座」の編集、発行、印刷人を務めながら後進の育成に尽力した。主な著書に「歌舞伎万華鏡」(93年6月)などがある。

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2020年6月3日のニュース