俳優座「マクベスの悲劇」15日から予定通り開催へ「万全の態勢取る」

[ 2020年3月3日 05:30 ]

「マクベスの悲劇」の見どころを語る(左から)マクベス役の斉藤淳と婦人役の佐藤あかり(撮影・岸 良祐)
Photo By スポニチ

 劇団俳優座の公演「マクベスの悲劇」(15~31日、東京・六本木俳優座5階稽古場)の稽古が2日、公開された。

 新型コロナウイルスの感染拡大で舞台や各種イベントの中止、延期が相次ぐ中、同公演は予定通り開催。宮崎健社長は「お客さまが一人でもいらっしゃるのなら演劇の火を絶やしてはいけないと、全員一致で決めた。厚労省とも連絡を密に取り、安心してご観劇いただけるよう万全の態勢を取る」と説明した。

 会場内をアルコール消毒し、各所に消毒用スプレーを設置するなど対策を徹底。劇団には連日10件以上の問い合わせがあるが、関係者は「キャンセルは40席ほど出たが、ほとんどが励ましの電話です」と語った。

続きを表示

この記事のフォト

2020年3月3日のニュース