中居正広「表では笑ってしゃべってるけど、背中を見たら傷だらけ」ノムさん偲ぶ「憧れ」「寂しい」

[ 2020年3月1日 19:40 ]

中居正広
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 タレントの中居正広(47)が2月29日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「中居正広 ON&ON AIR」(土曜後11・00)に出演。2月11日に虚血性心不全のため84歳で亡くなった元プロ野球監督の野村克也さんの人柄を偲(しの)び「憧れ」「寂しい」などと話した。

 野球好きの中居はノムさんと番組で何度も共演し、著書も熟読。2017年12月8日に同じ虚血性心不全のため85歳で亡くなった夫人の沙知代さんともフジテレビ「笑っていいとも!」などで共演歴があるため公私を通じて夫妻と交流があった。

 ノムさんが亡くなった時にすぐさまコメントを出さなかったことについては自分より教え子など野球人のコメントに囲まれた方がいいと思ったからとし「今後もあると思います」と今後も同様にコメントを出さないことがあると明言。「交流あったのになんで(コメント)出さないんだ」と言われることもあると思うが「僕がしゃしゃり出るところではないなって」「早くコメントを出してもらうことがすべてではない」「後からでも十分伝わるものもあるし、思いがあれば濁ることはない。今後もあると思います」と繰り返した。

 「お世話になりました。好きな人でした。奥さんにも楽しませてもらいました」とし、野村夫妻を「どっちも好きな人だったんですよ」という中居。「お前、まだジャイアンツ応援してんのか。どこがいいんだお前、ジャイアンツの」「あんなカネばっか使って」「何人いるんだ四番」とノムさんのぼやき口調をモノマネで再現しつつ「なんの嫌味にも感じないんだよね」とノムさんへ深い親愛の情を示した。

 ノムさんの好きなところについて「目の前の浅はかな評価だけを求めてお話する人じゃない感じっていうのかな。しのぎを削ってきた人たちっていうのかな。表では笑ってしゃべってるけど、背中を見たら傷だらけというか。目の前の評価、薄っぺらい保身のためにみたいなことをまったく感じない人。僕は全然そういう人間になれないんですけど、憧れでもあって」と話し「(話してて)楽しかった。悲しかったな…。寂しい」と別れを惜しんだ。

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2020年3月1日のニュース