中川家&やすとも 吉本興業常設劇場の新看板に就任 今後は通常公演でトリ

[ 2020年3月1日 15:39 ]

新看板お披露目特別公演でなんばグランド花月の舞台に立った中川家・礼二(右)と剛(C)2020吉本興業
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 兄弟漫才コンビ「中川家」、姉妹漫才コンビ「海原やすよ ともこ」が1日、吉本興業常設劇場の新看板に就任。なんばグランド花月(NGK)で午前、午後の2回、お披露目特別公演が開かれた。

 この日、トップを務めた西川きよし(73)が新看板となる2組について、自身の若かりし頃を振り返りながら、公演のトリを取るコンビとして「中田ダイマル・ラケット師匠、夢路いとし・喜味こいし師匠、かしまし娘さん」と兄弟コンビのレジェンドを紹介。「これから、この2組も責任重大ですが、ご贔屓(ひいき)によろしくお願いします」とエールを贈った。

 真っ黒の衣装に身を包んだ海原やすよ(44)とともこ(48)は、プライベートでもかわいがっているM―1王者ミルクボーイのツカミを利用。ともこが「ありがとうございます。新看板をいただきました」とアピール。続いて、トリを務めた中川家は剛(49)、礼二(48)が登場。礼二が「トリを務めさせていただきます」と宣言。新幹線のトイレ、大阪のオッチャンやオバチャンなど、おなじみのモノマネを連発。会場の爆笑をさらった。

 兄弟コンビの「中川家」は92年4月に結成。01年、「M―1グランプリ」の初代王者に輝いた。姉妹コンビの「海原やすよ ともこ」は92年2月に結成。「中川家」は10、19年に、「海原やすよ ともこ」は12、17年にそれぞれ2回ずつ上方漫才大賞を受賞している。

 「中川家」「海原やすよ ともこ」の2組は、NGKなど通常公演で、トリを務めることになる。

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