春にSKE卒業の高柳明音 歌自慢集結イベントで魅せた「出られてうれしかった」

[ 2020年2月4日 21:16 ]

「AKB48グループ歌唱力No・1決定戦ファイナリストLIVE」で熱唱するSKE48高柳明音
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 「AKB48グループ歌唱力No・1決定戦ファイナリストLIVE」が4日、千葉・舞浜アンフィシアターで行われた。昨年10月の第2回決定戦で上位8位までに入ったメンバーによるライブで、今春にグループを卒業するSKE48高柳明音(28)も歌とトークで印象を残した。

 序盤のソロ曲はback numberの「瞬き」を披露。この日限りのユニットではコブクロの「桜」をHKT48豊永阿紀(20)とデュエットした。緊張のあまり「人間って、緊張すると肺が小さくなるんだね。空気が入らなくなった」と告白した。

 さらに、昨年10月の決定戦で歌った今井美樹の「PIECE OF MY WISH」は、あえて2番を歌った。「(ファンに)伝えたかった気持ちが2番に入っていたんです。(前回は)気持ちが入りすぎて毎回泣いていたので、歌うのは諦めていたんです」と、裏話を明かした。

 メンバーが所属グループの楽曲をメドレーで披露するコーナーでは、バレンタインデーが近いということで「チョコの奴隷」をノリノリで歌った。「歌割りが全部、自分だから、コールが全部『明音』。アイドルを感じられました」とファンに感謝したが、「皆さん、チョコもらえるといいね」と付け加え、場内から微妙な笑いが起きていた。

 昨年の第1回では決勝進出を逃し、イベントには出演できなかった。実力でつかみ取った出場権に「今回こそ出たいと思っていました」と強い思いを明かした。グループの歌自慢たちが集結したイベントを心から楽しめたようで、「姉妹グループのメンバーで、入って1年のメンバーが堂々と歌っていてすごい。各グループからメンバーが来て。ファンの方も、自分が応援しているメンバーやチームがあるのに、全員を温かく応援してくれて、すてきなイベントだなって思いました。出られてうれしかったです」と感激した。

 アンコールでは卒業ソング「青春の宝石」を歌唱し、「11年間、ありがとうございました。残り2カ月、頑張ります」と締めくくった。

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2020年2月4日のニュース