「エール」朝ドラ初出演の柴咲コウと共演 窪田正孝「10年以上の時を経て、光栄」二階堂ふみ「幸せ」

[ 2020年2月3日 13:00 ]

次期連続テレビ小説「エール」で朝ドラに初出演することが決まった柴咲コウ(C)NHK
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 女優の柴咲コウ(38)が3月30日にスタートする次期NHK連続テレビ小説「エール」(月~金曜前8・00)にレギュラー出演し、朝ドラ初出演を果たすことが3日、分かった。世界的なオペラ歌手・双浦環(ふたうら・たまき)役で、主人公夫婦に大きな影響を与えるキーパーソン。4月上旬に初登場し、5月下旬から本格的に再登場する。地上波連続ドラマへのレギュラー出演は、主演を務めた2017年NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」以来3年ぶり。主演を務める窪田正孝(31)は「今回、柴咲さんと10年以上の時を経て、再共演を果たすことができて本当に光栄です」と喜んでいる。

 窪田が主演を務める朝ドラ通算102作目。男性主演は14年後期「マッサン」の玉山鉄二(39)以来6年ぶりとなる。モデルは全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」などで知られ、昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏(1909~1989)と妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏。昭和という激動の時代を舞台に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田)と妻・関内音(二階堂ふみ)を描く。

 柴咲が演じるのは、世界的に活躍するオペラ歌手・双浦環。大正12年(1923年)秋、11歳の音(子役)は豊橋の教会で出会った環の歌声に心惹かれ、プロの歌手になりたいと決心。昭和7年(1932年)1月、19歳の音(二階堂ふみ)は東京の音楽学校で憧れの環に再会。のちに、環は裕一と音の人生の転機に深く関わる存在になる。

 窪田は「絶世の美女であり、世界の歌姫。双浦環役は柴咲さんにしかできないと強く感じました。現場でどんな環さんに出会えるのか、今から楽しみでなりません」と心待ち。

 二階堂も「柴咲さんと現場でご一緒させていただけて幸せを感じております。運命的な出会い。美しく、強い環さんに大きな影響を受け、音は更に音楽の世界にのめり込んでいきます。いち俳優部として、音として、柴咲さん演じる環さんを精いっぱい感じていきたいです」と共演を楽しみにしている。

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