ミルクボーイ ケロッグ公式応援サポーター就任に感激 ネタの間違いも修正

[ 2020年1月28日 12:09 ]

「ミルクボーイ ケロッグ公式応援サポーター就任式」記者会見に出席したミルクボーイの駒場孝(左)と内海崇(中央はトニー・ザ・タイガー)
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 「M―1グランプリ2019」で“コーンフレーク”を題材にした漫才を披露して優勝したお笑いコンビ「ミルクボーイ」の内海崇(34)と駒場孝(33)が食品大手・日本ケロッグの公式応援サポーターに就任することが決まり、28日に都内で行われた就任式に出席した。

 登場するなり、「僕たち、コーンフレークボーイでございます。違いましたか?どっちもいいです」とボケをかまし、笑顔を見せた。駒場は「ケロッグ一色、赤と青の衣装にしようかな」と就任を喜んだ。

 ネタでは「人生の最後にはコーンフレークでええわけない」「まだ寿命に余裕があるから食べられる」「コーンフレーク側も最後のご飯に任命された荷が重い」「パッケージに書かれている五角形がめちゃくちゃでかい」「寝ぼけている時だから食べられる」「浮かんでくるのは腕を組んでいるトラの顔だけ」など、やや辛らつなやり取りが爆笑をさらった。その内容に対し、「コーンフロスティ」のマスコットキャラクターである「トニー・ザ・タイガー」のツイッターでの粋な計らいも話題となったが、内海も「(ケロッグさんの懐の広さに助けられてる?)それだけに助けられてます。あれがなければ、炎上して燃えかすになってます」と苦笑するばかり。

 この日はトニーから公式応援サポーターの証であるそれぞれの名前の入った真紅のスカーフを授与。2人ともご満悦で、内海は「真紅のスカーフをいただけました。もうトニーのおかげ、僕ずっとつけておきます」。駒場も「うれしい、ありがとうございます」と満面の笑みを浮かべた。

 ミルクボーイは昨年末に行われた「M―1グランプリ2019」で史上最多の参加5040組の頂点に立ち、賞金1000万円を獲得。ファーストラウンドでは「オカンが好きな朝ごはんの名前を忘れてしまい、コーンフレークかコーンフレークじゃないか」というコーンフレークの特徴を巡り問答を繰り広げる“コーンフレーク漫才”でスタジオの爆笑を誘い、M―1史上最高得点となる681点を叩き出した。

 ミルクボーイの優勝でコーンフレークがSNSで大きな話題を集め、一部では品切れになる店舗も出るなど、大きな反響を呼んだ。優勝の翌日、同社はミルクボーイに対し、同社のコーンフレーク「コーンフロスティ」を1年分(36袋、1万4220グラム)を贈ることもツイッターで発表していた。

 今後はCM動画にも出演決定。内容はこれからとなるが、「えーマジっすか!」と内海。駒場も「わーうれしい」と感激した。そのほか、イベント「日時限定 ケロッグの中の人就任 コンフレークやないか!」を開催することも発表された。

 この日のイベントでは、工場直送のコーンフレークの試食をしたり、ネタ中でも扱われていた栄養成分が“本当は10角形”であるなど、ネタ中の間違いへの修正レクチャーなども行われた。

 公式サポーター就任後初となる“コーンフレーク漫才”をこの日学んだ内容をしっかりと踏まえ、“修正”した“公式バージョン”を披露し、会場を盛り上げた。

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