東国原英夫“闇営業”問題で持論「初動対応が間違い…わかりませんでしたが通用しない時代」

[ 2019年6月28日 16:17 ]

東国原英夫
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 元衆院議員でタレントの東国原英夫(61)が28日、フジテレビ「バイキング」(月~金曜前11・55)に生出演。お笑い業界で事務所を通さずに仕事をする“闇営業”問題について語った。

 反社会勢力が主催した会合で金銭の授受があったとして、24日に吉本興業がお笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之(49)ら所属タレント11人の謹慎を発表。また、暴力団幹部が参加するパーティーに出席していた「スリムクラブ」についても27日に無期限謹慎処分を発表するなど、問題が次々と表面化している。

 東国原は「指定暴力団は、スリムクラブくんたちには申し訳ないけど、知らなかったじゃ済まされないかなって感じがします」とバッサリ。「でも、その境がわからないところがある。その辺をどう整理するかという、これからコンプライアンスのガイドラインを作らなきゃいけないと思う」と持論を展開した。

 また、当初は金銭の授受を否定していた芸人たちが事前に口裏を合わせていたことについて「今回、問題の多くはそこにあると思う。初動対応が間違っていたと思う。“(金銭を)貰ってましたけど返します。反社の勢力とは知りませんでした”。ここからのスタートだったんじゃないか」と、対応のまずさを指摘した。

 「反社会とかと付き合うな、一緒の場にいただけでもダメ、というのを徹底しなきゃいけない時代なんです。そして『わかりませんでした』が通用しない時代になりましたね」と、タレントらが置かれている状況が以前とは変わったことも付け加えた。

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2019年6月28日のニュース