小嶋真子、涙のAKB卒業コンサート 西野未姫サプライズ登場で「三銃士」そろい踏み

[ 2019年4月27日 19:24 ]

<AKB48グループ春のLIVEフェス>西野未姫(中央右)が駆けつけ、小嶋真子(同左)の卒業セレモニーが行われた(撮影・尾崎 有希)
Photo By スポニチ

 1月にAKB48卒業を発表した小嶋真子(21)が27日、神奈川・横浜スタジアムで行われた「AKB48グループ 春のLIVEフェス」で卒業セレモニーに出演した。

 12年に14期生としてデビューした小嶋は、現役ただ1人の同期メンバー岡田奈々(21)とともにセンターで「RIVER」を力強く披露。所属ユニットてんとうむChu!の「清純タイアド」では、卒業してバラエティータレントとして活動中の元同期メンバー西野未姫(20)がサプライズ登場。「三銃士」と呼ばれた小嶋、岡田、西野がそろい踏みすると、場内が大きなどよめきと歓声に包まれた。

 AKB48時代の暴露話で、バラエティー番組に引っ張りだこの西野に、小嶋は「今めちゃくちゃ忙しいのに、来てくれて本当にありがとう」と感謝した。すると、西野は「いやいやいやいや」と目に見えないほどのスピードで手を振り、照れていた。

 笑顔の再開の後は、しんみりムードの卒業セレモニーへ突入した。白と薄ピンクのシンプルな衣装姿で「桜の木になろう」をソロで歌う場面では、小嶋は時折、涙で歌えなくなった。コンサートはメインステージのみ撮影OKのコンサートとあり、「みんなが撮っていると思うと緊張しちゃって…。流出させないで下さい」とファンにお願いし、笑いを誘った。

 涙が止まらない岡田から、「伝えたいことは?」と7年間のアイドル人生を振り返るスピーチを求められると、小嶋は「楽しいこともつらいこともいっぱいあったけど、ファンの方から『真子ちゃんは笑顔の印象が強いよ』とか、『最後まで笑顔でいて欲しいよ』と言われ、その気持ちで笑顔になることがなれました」とファンに感謝した。さらに「たくさん言いたいことはあるんですけど、AKB48に入ったメンバーとかスタッフさん、応援してくれるみんな、48グループに関わったみんなは幸せになってほしいし、関わることでプラスの感情だけを手に入れてほしいなって思います」と、小嶋らしい心のこもった言葉でファンやスタッフへの思いを口にした。

 そんな小嶋も、最近はNGT48をめぐる問題に心を痛めていたという。「最近はいろんなことがあったりするじゃないですか。たくさん耳にして、悲しい気持ちになったりするのはAKBグループではあってほしくないし、私が好きなAKB48はみんなで作るものだし、これからも皆さんとメンバーとスタッフさんとで作り上げていくものです。これからも変わらず応援していってほしいです」と涙ながらに訴えると、ファンから大きな拍手が起こった。

 最後に、14年の「リクエストアワー セットリストベスト100」で1位を獲得した「清純フィロソフィー」を披露。「太陽のような笑顔」をイメージした黄色のペンライト一色に染まった客席に背を向け、小嶋は最後のビッグステージを後にした。

続きを表示

2019年4月27日のニュース