熊川哲也 名画に「出会えて光栄 ロマンがある」

[ 2019年4月27日 05:36 ]

「印象派への旅」展の内覧会で絵画の印象を語る熊川哲也(撮影・荻原 浩人)
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 バレエダンサーで振付家、演出家の熊川哲也(47)が26日、東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで行われた「印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション」の内覧会に出席した。

 27日から6月30日まで開催される同展覧会では、ドガの知られざる名作「リハーサル」などが日本初公開。Bunkamura オーチャードホール芸術監督の熊川は、一足早く展覧会を堪能し、「バレエダンサーの世界を150年前に描いたドガに出合えて光栄。生で見るのは初めてで興奮している」と笑顔で話した。

 バレエの練習風景を描いた同作品について「踊りは崩れているけれど。木のきしみを感じるスタジオで、こんな素敵な格好でリハーサルする人は最近いない。古典はいい。男性は『ジゼル』の振付家(ペロー)。僕の30年後くらいかな。ロマンがある」と感想。自身もロダンの彫刻など美術品を収集しており「5億だったら買ってもいいかな。ウソだよ!」と笑わせた。コレクションについては「1000年後にも残っていく作品。ロマンを感じて見ると楽しい」と話した。

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