藤原紀香あでやか太夫役 大先輩女優「役作りしなくても天使」と絶賛

[ 2019年2月1日 16:35 ]

「二月競春名作喜劇公演」の合同取材会に出席した藤原紀香
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 女優の藤原紀香(47)が1日、新橋演舞場で開かれた「二月競春名作喜劇公演」の合同取材会に出席した。藤原は「華の太夫道中」で初の太夫役に挑戦。「本当によい作品にめぐりあえてうれしかった」と微笑んだ。

 太夫とは遊郭の最高位の遊女のことで、藤原は豪華であでやかな舞台衣装を着けて会見に登場。「この衣装をつけさせていただくことがとっても幸せで…」とはにかんだ。藤原が演じる、きみ子は兄に連れられ遊郭に預けられるのが「はじめからきれいではなく…。幕の中で太夫が出来上がっていく姿をぜひ見てほしい」と見どころを紹介した

 藤原と初共演の波乃久里子(73)は「かわいくて、器量がよくて、心がきれいってなかなかいないんですよ」と絶賛。藤原の演じるきみ子は天使のような役どころで「役作りしなくても天使」と藤原の人柄を褒めた。

 同公演は創始130年の「新派」と創立70周年の「松竹新喜劇」が合わせて200年達成記念として企画された、両劇団の夢の競演。長年にわたり愛されてきた両劇団の「太夫(こったい)さん」を「華の太夫道中」に、「船場の子守唄」を「おばあちゃんの子守唄」として装いも新たに2本立て上演する。出演は水谷八重子(79)、渋谷天外(64)、藤山扇次郎(32)ほか。公演は2日〜23日まで。

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