注目度上がる麻雀「Mリーグ」、ファン獲得つながる会いに行ける距離感

[ 2019年2月1日 11:00 ]

Mリーグ参加のためプロ宣言した俳優・萩原聖人
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 昨年10月にスタートした麻雀プロリーグ「Mリーグ」は、2月12日の最終節に向けて、大混戦のまま終盤戦に突入した。

 7チームが各80戦を行い、上位4チームがファイナルステージに進出。1月30日の時点で、3位と6位のポイント差が57・9となっている。1位になれば順位点50ポイントが加算されるルールのため、毎試合、ボーダーライン付近の順位が入れ替わる目が離せない展開になっている。

 31日には公式オンラインストアもオープン。年会費6500円のオフィシャルサポーターに入会していれば、レプリカユニホームなどのグッズを購入できる。パブリックビューイングのチケットは開幕から全試合が完売になるなど、注目度が上がり続けている。

 人気の要因の一つが、画面の中のプロと実際に会い、一緒に麻雀が出来ること。東京・渋谷の「麻雀オクタゴン」など、Mリーガーがゲストとして来店する店舗が複数あり、応援しているプロにすぐに会いに行ける。プロ野球選手と野球をしたり、Jリーガーとサッカーをすることはなかなかできないが、Mリーガーと麻雀を打つことのハードルは低く、すぐに会いに行ける距離感が、ファンの獲得につながっている。

 2月中にレギュラーシーズンが終了し、3月中にも初代王者が誕生するMリーグ。関係者からはチーム数の増加や、2部リーグの誕生など、将来を展望する声が聞こえてくる。大激戦となった1シーズン目を終えて、どのような広がりを見せていくのか楽しみだ。

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2019年2月1日のニュース