チコちゃん 流行語トップ10入りで「やったー!」 授賞式で生「ボーっと生きてんじゃねーよ!」も

[ 2018年12月3日 17:35 ]

「2018ユーキャン新語・流行語大賞」授賞式に出席したチコちゃん
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 年末恒例の「2018ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞とトップ10が3日に発表され、年間大賞には「そだねー」が選出。NHK総合の人気番組「チコちゃんに叱られる」(金曜後7・57、再放送土曜前8・15)から生まれた「ボーっと生きてんじゃねーよ!」が年間トップ10に選ばれた。

 番組の人気キャラクター、ちょっと毒舌な5歳の女の子「チコちゃん」が日常生活の素朴な疑問に答えられない大人をピシャリと叱りつける言葉で、そのチコちゃんと出演者の痛快なやり取りが視聴者に大ウケした。

 授賞式はチコちゃんも出席。「どうもチコです。永遠の5歳です」とあいさつ。「やったー!ありがとう!」と喜び爆発。司会との間に、「ねぇねぇ。あすとあしたは何が違うの?」といつものやり取りも。司会者が「わかりません!」と答えると、決め台詞「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と言い放ち、拍手を浴びた。

 芸能界からはもう1つ、テレビ朝日の連続ドラマ「おっさんずラブ」も選ばれた。深夜ドラマとして放送され、おっさん同士の恋愛を描き、視聴率的には振るわなかったものの、SNSなどで話題を呼んだ。ドラマ終了後には「おっさんずラブ」ロス者が続出。グッズの売り上げやイベントなど、放送終了後も快進撃を続け、主演の俳優・田中圭(34)も大ブレークした。

 代表で登壇した同作のプロデューサーで、テレビ朝日総合編成局ドラマ制作部の貴島彩理氏は「『おっさんずラブ』は2年前に深夜の関東ローカルで始まったドラマです。このような場に立たせていただくとは思わず、奇跡というものが本当に起こるんだなと、驚きと嬉しい気持ちでいっぱいです」と喜び。「視聴率的には振るわなかった番組だと思っていますが、そんな中でもこのような場に呼んでいただけるのはテレビ業界なのか、日本なのかの温かい変化みたいなものを感じています」としつつ、「一緒にドラマを作ってくれた座長の田中圭さん、そして吉田鋼太郎さん、林遣都さんをはじめとするすべてのキャストとスタッフ、今日、この日まで応援し続けてくださった温かい視聴者の皆さまにこの場を借りてお礼を伝えられたらと思います」とあいさつした。

 「ボーっと生きてんじゃねーよ!」「おっさんずラブ」以外のベスト10には「eスポーツ」「(大迫)半端ないって」「ご飯論法」「災害級の暑さ」「スーパーボランティア」「奈良判定」「#MeToo」が入った。

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