槇原敬之「世界に一つだけの花」は「SMAPが歌うからいい」 お気に入りは中居パート「すごくいい」

[ 2018年12月3日 13:57 ]

シンガーソングライターの槇原敬之
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 シンガーソングライターの槇原敬之(47)が3日放送のTBS「ビビット」(月〜金曜前8・00)に出演。自身が作詞・作曲をし、SMAPへ提供した「世界に一つだけの花」(03年)の制作秘話を明かした。

 番組では平成30年を振り返り、「1万人が選ぶ平成のヒット曲ベスト10」を発表。1位に選ばれたのはSMAPの「世界に一つだけの花」(03年)。累計312万枚を売り上げ、平成で最も売れているシングルとなっている。

 SMAPのために書き下ろされた楽曲で、オファーから納期がわずか2週間だったという。1週間で「Wow」という曲を書き上げたというが、これはまさかのボツ。「もう絶対無理だと思って、ふて寝していた」というが、「ある朝、パッと目が覚めたら、なんか書ける気がすると思って。ボーっと朝、パソコンの前にムクっと起きていたら、写真が出てくるんですよ、頭の中に。それが、お花屋の店先に花が並んでいて、どれもきれいだよね!みたいな。それを僕が自分で速記するみたいな感じで出てきたんです。(曲の)頭から。ずーっと、さーっと、早かったですね」とあっという間に完成。「トータル20、30分かからなかったんじゃないですかね。よく降りてきたとか言うけれど、これか!みたいな感じでした」と当時を振り返った。

 曲の中で槇原が最も気に入っているのは、中居正広(46)が担当する曲の冒頭。「デモ(テープ)を頂いた時に、中居さんすごくいいなって思ったのを覚えています。僕は基本、歌がすごいうまい人も好きなんですけど、一番好きなのは、子どもが歌が苦手だ!っていいながら、大きい声でワーッって歌っている歌が好きなんですよ。それと近い感じがして、一生懸命歌ってくださっているなと思って、ものすごく嬉しかったのを覚えています。今でも中居さんのパートが好きです」と目尻を下げた。

 槇原は「(この曲は)SMAPが歌うからいいんですよね」としみじみ。「歌い方とか、歌唱力の違いとか、みんなの顔とかスタイルとか全部違う。その5人がこの歌を歌うと、本当にそうだよね!って聞こえるんですよね。これが神様がSMAPを通して本当に伝えたかったんだと信じています。だからこの曲ができたんだと思います」と話した。

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2018年12月3日のニュース