“電波少年・懸賞生活”なすびの現在 当時の裏話も暴露「ドッグフード食べていた」

[ 2018年11月13日 11:25 ]

なすび
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 タレントで俳優のなすび(43)が12日放送のテレビ朝日系「帰れマンデー見っけ隊!!&10万円でできるかな 合体3時間SP」(後7・00)に出演。1990年代後半に日本テレビ「進ぬ!電波少年」で1年3カ月に渡って懸賞だけで生活する「懸賞生活」を送った裏話を明かした。

 なすびは「実際は適当にハガキかいて家に帰ってたんじゃないかって言われてましたが、本当に1年3カ月(懸賞だけで生活)していた」と当時を振り返り、「後で親に聞いたら、急に(番組スタッフから)電話がかかってきて、『とある事情があって息子さんをお預かりしました。息子さんの現状が知りたければ、何月何日の電波少年という番組を見てください』って(言われた)」と語った。

 「米がなくなって本当に食べ物がないときには、懸賞で当たったドッグフードを食べていた」と続け、「食べられないこともきつかったですけど、1番しんどかったのは孤独に耐えること。(ハガキを受け取りに来るスタッフは)プロデューサーに『孤独にしておいた方が面白い』と言われていたらしく、話しかけても反応してくれない」と過酷だった収録を暴露した。

 現在は主に舞台役者として活動。登山家としても16年に4度目の挑戦でエレベスト登頂に成功し、「(エベレスト登山では)懸賞生活の時の精神力が役に立った」と回顧。「僕にとって懸賞はトラウマ。正直しばらくの間はハガキも見たくなかった」としていたが、番組で20年ぶりに懸賞に挑戦し、当選していたことが発表されると満面の笑みを見せていた。

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2018年11月13日のニュース