東山紀之「ヒット曲たくさん持っている人ほど使命ある」沢田ドタキャン問題で持論

[ 2018年10月21日 08:12 ]

東山紀之
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 少年隊の東山紀之(52)が21日、MCを務めるテレビ朝日「サンデーLIVE!!」(日曜前5・50)に出演し、歌手・沢田研二(70)の公演ドタキャン問題について言及。「ドタキャンをするという発想が持ったことがない」と、舞台に立つ側の立場としての私見を述べた。

 沢田は17日にさいたまスーパーアリーナで予定していたコンサートを「動員に関する契約上の問題」として中止を決定した。沢田は、当初9000人の動員と聞いていたが、当日聞かされた集客状況が7000人だったため、空席が多い状態で歌うことを拒否。その後の報道陣への対応では「さいたまスーパーアリーナでやる実力がなかった。責任は僕にある」と話していた。

 番組では、沢田の決断について芸能人からも賛否が割れていることを紹介。東山は「ジュリーさんの気持ちもよく分かる」と話した上で「僕らは『Show must go on』っていう、ショーを続けることに意味があるという教育を受けてきて、僕自身はドタキャンをするっていう発想を持ったことがない」。また、客が入らなかったとしても「1人観てくれた人が2人になって、2人が4人になる。自分がベストを尽くすことによって、そういうもの(観客)って増えるような気がしています」とし、舞台に立つ上のでモットーについて語った。

 さらに「僕は(ショーを)続けるということ…。それはヒット曲をたくさん持っている人ほど、使命としてあるのかなと思う」とも。「僕らが分からない、裏のこともあったと思いますが」と沢田の心境を思いやりながら、演者が持つべき姿勢を口にした。

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2018年10月21日のニュース