“若者のカリスマ”あいみょん 初ドラマ主題歌「ドラマに寄り添いながらも本当に自由に作詞作曲」

[ 2018年9月20日 05:30 ]

日本テレビの水10「獣になれない私たち」の主題歌を担当するシンガ―・ソングライターあいみょん
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 新垣結衣(30)主演、野木亜紀子さん脚本の“逃げ恥”コンビ復活として注目される日本テレビドラマ「獣になれない私たち」(10月10日スタート、水曜後10・00)の主題歌を、新人シンガー・ソングライターが担当することになった。

 独特な歌詞の世界観が10、20代の間で人気のあいみょん(23)。今年のNHK紅白歌合戦に初出場が有力視されているホープだ。ドラマ主題歌を手掛けるのは初めてで、台本を見た上で新曲「今夜このまま」を書き下ろした。

 ドラマは本音を隠す男女の「大人のリアル」を描くラブコメディー。♪指先から始まる何かに期待して 泳いでく 溺れてく…と、もどかしい男女の関係性や感情の変化を生々しく表現している。ギターをかき鳴らしながら放つ力強い歌声もインパクト十分だ。

 作詞作曲を始めたのは15歳の時。当時のあだ名が現在のアーティスト名。17歳で初めて官能小説を読んだのをきっかけに、作詞の際に想像を膨らませていくようになった。

 整形手術を受けた友人を描いた「○○ちゃん」や、自殺のニュースを見て書いた「生きていたんだよな」など、個性的で強烈な楽曲が話題に。16年11月にデビュー。昨年9月の初アルバム「青春のエキサイトメント」は配信サイトのアップルミュージックで1位に輝き、10カ月にわたってトップ5入り。先月4日のロック・イン・ジャパン・フェスティバルでは、4000人収容のステージに人が集まり過ぎて開演5分で入場規制がかかったほどだ。

 「今夜このまま」は11月14日に発売。「ドラマに寄り添いながらも本当に自由に作詞作曲させていただきました」と手応えを語っている。

 ◆あいみょん 本名非公表。1995年(平7)3月6日生まれ、兵庫県出身の23歳。音響の仕事をしている父親の影響を受けて楽曲制作を始め、高校卒業後にユーチューブ上に自作曲を投稿。15年にタワーレコード限定でシングル「貴方解剖純愛歌〜死ね〜」を発売。11、12月に全国ツアーを開催する。

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