星野源 両親の愛が創作活動の源になっていると明かす「感謝してます」

[ 2018年7月20日 19:19 ]

アニメ映画「未来のミライ」初日舞台あいさつに浴衣姿で登場した星野源
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 細田守監督(50)の3年ぶりとなる新作アニメ映画「未来のミライ」の初日舞台あいさつが20日、都内で行われ声優を務めた上白石萌歌(18)、黒木華(28)、星野源(37)、麻生久美子(40)が出席した。

 同作は甘えん坊の男の子“くんちゃん”と未来からやって来た妹“ミライ”ちゃんが織り成すちょっと変わった「きょうだい」の物語。その内容にちなみ、家族の愛を感じた時は?と聞かれた星野は「1人っ子だったので、家庭の中がワイワイしているイメージはなかった」と告白。「両親が仕事で家を出てて、小学校低学年の時に学校から帰ってもしばらく1人でいなきゃいけなかった。そんなに寂しくはなかったけど数日続くと心細くなった」。「ある日、テーブルの上に紙が一枚置いてあって『押入れの中を見ろ』って書いてあった。押入れを見るとまた紙が置いてあって『流しの下の棚を見ろ』。流しの下を見ると『家の裏の植木鉢を見ろ』。それを繰り返したら最後が『ピアノの中を見ろ』って書いてあってピアノを開けたら、お菓子の詰め合わせが入ってた。その時は理屈抜きで『うわー!お菓子だ』って喜んだけど、今思うと親が自分を楽しませてくれていた。1人で寂しくないように親が考えてくれたんだなって思うと愛を感じて感謝してます」と笑顔を見せた。

 それが自身の創作活動にも生きている?と問われると「そうですね。そういう家庭で愛を受けて育ったっていうのは自分の音楽が明るいものが好きだったり、大きな愛とか楽しいものを作り出したいという性格の形成にはなってると思います」と明かしていた。

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