中村泰士氏 作曲家デビュー50周年ディナーショー ゲストに細川たかし

[ 2018年7月4日 21:29 ]

細川たかしから花束を贈呈され、笑顔の中村泰士氏(右)
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 作曲家の中村泰士氏(79)が4日、大阪市内で作曲家デビュー50周年スペシャルディナーショーを開いた。

 ゲスト歌手・細川たかし(68)から花束を受け取り、笑顔。「若いよね、いつまでも。来年80歳のわりに声も出てるし、なかなか死なない」という細川の手荒な祝福に、「帰れ、おまえ!」と返し、会場の爆笑を誘った。

 細川には、日本レコード大賞を受賞したヒット曲「北酒場」(82年)などを提供。先月発売された新曲「輪!諸居にっぽん」も中村氏が作詞・作曲を手掛け、「レコード大賞取るんちゃうかと勝手に思ってる」と自信をみせた。“ダサカッコイイ”と人気を呼んでいるダンス&ボーカルグループ「DA PUMP」の新曲「U.S.A」に触れ、「年末はにっぽん対U.S.Aになるで」と予想し、にんまりした。

 同曲のミュージックビデオに登場する細川のモノマネでおなじみのレイザーラモンRG(44)にも、「しっかり宣伝せえよ」とハッパを掛けたという。RGのモノマネも「愉快でいいじゃないですか」と太鼓判を押した。

 「北酒場」「矢切のわたし」で2度レコード大賞に輝いた細川は、「レコ大を3度とってる歌手はそういない」と思いを馳せるも、「“輪!諸居”は無理でしょう」とおどけて、笑わせた。

 中村氏は、ちあきなおみ(70)の「喝采」など数々の名曲を生み出してきた。「北酒場」については、「喝采からちょうど10年後にできた曲。鬱(うつ)を患ったが、その後復活の曲になった」と回想。「♪北の〜、の歌い出しを聴いた時に震えた」と、細川の第一声から名曲誕生を確信したというエピソードを明かした。79歳の今も現役バリバリ。「自分でもあきれています」と笑顔だった。 

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2018年7月4日のニュース