中村福助 「九月大歌舞伎」で舞台復帰 脳出血リハビリ4年10カ月ぶり

[ 2018年7月4日 05:30 ]

中村福助
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 2013年11月に脳出血のため舞台降板し、リハビリを続けていた歌舞伎俳優の中村福助(57)が、東京・歌舞伎座の「秀山祭九月大歌舞伎」(9月2日初日)で舞台復帰することが3日、松竹から発表された。「吉例顔見世大歌舞伎」の通し狂言「仮名手本忠臣蔵」の出演以来、4年10カ月ぶりの復帰となる。

 福助は「再び歌舞伎座の舞台に立てる喜びをかみしめております。幸せで胸がいっぱいでございます」とコメント。「まだ万全ではございませんが、今自分ができますことを精いっぱい務めてまいる所存でございます」と意気込んでいる。昼の部の「金閣寺」に慶寿院尼役で出演する。延期していた七代目「中村歌右衛門」襲名の予定については未定としている。

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2018年7月4日のニュース