日テレ社長 「全日にやや陰り」と視聴率動向に危機感も「これから上向いてくるのではないかと期待」

[ 2018年5月28日 15:19 ]

日本テレビ社屋
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 日本テレビの大久保好男社長(67)が28日、東京・汐留の同局で定例会見を行い、好調を続ける視聴率動向について危機感を口にした。

 4年連続で年間視聴率三冠王を記録し、好調をキープしている同局は、今年(21週)も全日8・0%、、プライム帯(午後7時から同11時)11・7%、ゴールデン帯(午後7時から同10時)12・2%と三冠で推移している。4月以降(8週)でも全日7・6%、、プライム帯11・3%、ゴールデン帯11・6%とこちらも三冠。ただ、前年と比べると、いずれの区分でも下回っており、特に全日は2位のテレビ朝日が7・5%とわずか0・1ポイント差と肉薄している状況(視聴率の数字はすべてビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 大久保社長は「4月から新しいドラマ等の番組がありましたけれども、全日が少し勢いがやや陰りがでてきたかなと感じている」と冷静に分析しながらも「現場の制作者は頑張っているので、これからさらに上向いてくるのではないかと期待しているところです」と今後の頑張りに期待を寄せた。

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