西郷どん第20話、佐野史郎が怪演「桜田門外の変」がホットワードに

[ 2018年5月28日 09:00 ]

「西郷どん」で井伊直弼を演じる佐野史郎(C)NHK
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 俳優の鈴木亮平(35)が主演を務めるNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」(日曜後8・00)の第20話が27日に放送された。

 第20話の副題は「正助の黒い石」。吉之助(鈴木亮平)は愛加那(二階堂ふみ)と島で生きていくことを決意する一方で、薩摩では島津斉興(鹿賀丈史)が亡くなり、久光(青木崇高)は国父として藩の権力を握ることになる。正助(瑛太)は久光に急接近し、少しずつ久光の信頼を得ていく。しかし、有馬新七(増田修一朗)ら精忠組の過激派は、正助のやり方が気に入らず、対立を深めていた。そんなとき、井伊直弼(佐野史郎)が桜田門外で命を落とす…という展開だった。

 幕末に時代を大きく動かす事件となった「桜田門外の変」が描かれ、放送中からヤフーのリアルタイム検索やSNS上で「桜田門外の変」が急上昇。「佐野さんが演じた大老の悪役ぶりがよかった」「最後まで演技が素晴らしかったな」と、冷徹な井伊直弼を演じた佐野を称する声が集まった。瑛太が演じる正助と精忠組との対立も「正助はいろいろな思いがあって黒い動きしているのにな」「正助の暗躍と悲哀に心打たれた」と話題に。

 また、昨年の大河「おんな城主 直虎」に絡め「直虎、直親、政次が守ろうとした井伊家の血が…」「『おんな城主 直虎』が終わってしまった」と井伊家への思いを書き込む視聴者の声もあった。

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