日テレ社長 4人体制「鉄腕DASH」を評価 同局幹部「TOKIOの考えをストレートに伝えた」

[ 2018年5月28日 14:35 ]

日本テレビ社屋
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 日本テレビの大久保好男社長(67)が28日、東京・汐留の同局で定例会見を行い、強制わいせつ容疑で書類送検され、起訴猶予処分となった元TOKIOの山口達也(46)を除いた4人での継続を決めた高視聴率番組「ザ!鉄腕!DASH!!」(日曜後7・00)の今後について言及した。

 先月25日、山口が女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検されたことが発覚。同局は「当面の間、見送ります」とし「既に収録している番組については、山口メンバーの出演部分を編集して対応する予定」と発表。山口は今月1日に起訴猶予処分となり、6日にジャニーズ事務所から契約を解除された。これを受け、「ザ!鉄腕!DASH!!」は山口を除いた4人で新たなスタートを切ることを決定。4人体制になってから初の放送となった今月13日の20・8%をはじめ、17・6%、15・1%と徐々に下がってはいるものの、再スタート後も好調をキープしている(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 騒動後、初の放送となった今月13日に放送について、大久保社長は「番組は私も見ました。引き続き番組を続けていくんだという考え、福島の方を含めて、これまでご協力してくださった方も含めて、出演者も自分たちの気持ちを率直にお伝えできている。きちんとした番組になっていたなという印象」とコメント。内容的には、山口の事件に触れない構成になっていたが、それについて説明を求められた福田博之編成局長は「『これからも続けていきたい』という番組の姿勢や、感謝の気持ちを、TOKIOのメンバーが何を考えているかがストレートに伝えることで我々の思いが伝わると思い、ああいう構成にした」とした。番組内で山口の事件については「今後、特に触れることはありません」と否定した。

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2018年5月28日のニュース