最後の“刺客”船江六段　反省しきり「自分は力が足りなかった」

将棋　竜王戦ランキング戦５組準決勝 （ 2018年5月18日    関西将棋会館 ）

藤井に敗れるも、笑顔で感想戦を行う船江六段
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　対戦成績が全勝の“藤井キラー”として注目を集めていた井上慶太九段（５４）一門の最後の“刺客”として挑んだ船江。初対戦のこの日が「楽しみだった」というが、準備していた棒銀戦法に持ち込んだものの「途中で差がついた」と完敗にうなだれた。師匠の井上、同門の菅井竜也王位（２６）、名人戦挑戦者経験のある稲葉陽八段（２９）には続けなかったが「他の３人の方は力を出し切って勝った。自分は力が足りなかった」と反省しきりだった。