NHK側 山口の事件知ったのは「4月25日」 隠ぺい報道は否定

[ 2018年5月10日 16:10 ]

東京・渋谷区神南のNHK
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 NHKが10日、東京・渋谷の同局で行われた定例会長会見に行った。Eテレ「Rの法則」(月〜木曜後6・55)で司会を務めていた、元TOKIOの山口達也(46)が女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検(のちに起訴猶予処分)された事件について説明した。

 事件が起こった2月から2カ月半、4月25日の同局の夕方のニュース番組「ニュースシブ5時」で第一報が報じられ、同局のスクープとして芸能界に激震が走った。

 山口と被害少女は「Rの法則」の共演者ということもあり、ニュースで報じられる前から番組スタッフは事件を知っていた、隠蔽していたのではないか?との憶測も流れた。番組サイドが知ったタイミングについて、編成局の担当者は「番組サイトが知ったのは4月25日」と隠ぺいなどは否定した。

 事件後、被害者側がNHKに抗議したという報道もあったが、「そういった事実はない」と否定し、報道したメディアにもNHK側の認識を伝えているとし、「我々としては適切に対応してきたと認識している」と語った。

 事件発覚後、出演者への誹謗中傷が続いており、出演者のブログなどに中傷する投稿が多いとして「お願い」メッセージを掲載。これに関して「そういったことが起きましたので、番組のホームページにもメッセージを載させていただいた。一緒に作ってきた出演者がそういったことになるのは、NHKにとっても本意ではない。(出演者の)事務所さんとも連休中も連絡取っていた」と今後も出演者へのフォローは続ける旨を明かした。

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