“大阪苦手芸人”サンシャイン池崎もホルモンの値段に絶叫「イェー」

[ 2018年5月10日 05:00 ]

ABCテレビ特番「大阪苦手克服ツアー」で新世界を歩く(左から)月亭八光、陣内智則、研ナオコ、サンシャイン池崎、磯山さやか
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 ABCテレビ「大阪苦手ツアー〜ホンマはエエとこやでぇ〜」(5月12日後3・55)の収録がこのほどあり、歌手・研ナオコ(64)ら“大阪苦手芸人”がMC・陣内智則(44)、アシスタント・月亭八光(41)の案内で大阪・京都の街を巡り、「大阪、嫌いじゃない。(街に)密着できて、ホントに楽しかった」と研はナニワの街を丸1日、堪能したようだった。

 在京キー局の一部番組が「関西、大阪は変わってる」と面白おかしく伝え、関西人、大阪人を奇人のように扱うムードが漂う昨今。そんな偏見を一蹴するため、“大阪苦手芸人”の静岡出身・研、茨城県出身・磯山さやか(34)、鹿児島県出身・サンシャイン池崎(36)の3人を、陣内、八光が“引率”して大阪の魅力を紹介しようというロケがあった。

 大阪・天王寺の新世界からスタート。研らは「食い倒れの町と言うけど、東京の方がおいしい」という意見。これには陣内が「東京はおいしいものがたくさんあるけど、高い。大阪は安くておいしいところがいっぱい」と反論。そこで新世界の“安うまグルメスポット巡り”に出発する。ディープな街の通天閣を起点に170円うどん、たこ焼き、ホルモン焼きなどに舌鼓。「ホルモン、大好きなんで」と研は爆食。その値段を聞いて、池崎が「イェー」と絶叫する。八光御用達のミックスジュース発祥の店にも立ち寄った。途中、5人で射的に興じるシーンも。また、北新地ではオープン2年でミシュランの星を獲得した串揚げ店「again」のカウンター席で5人が満足そうな顔を見せた。

 千林商店街に場所を移し、陣内、八光が3人に「値切るのはコミュニケーション」「値切りは大阪の文化」と解説。3人が大阪の値切り文化を初体験。関西No・1リポーターとも言われるタージン(55)が値切りポイントをアドバイスする。最後は京都・祇園の割烹へ。「いけずで腹黒い」「一見さんお断りのお店が多そう」「プライドが高そう」など、京都には負のイメージもあるが、八光は「これらすべて、京都人の優しさや気遣いだということを分かってほしい」と説明。料理を食べながら、京都人の隠された優しさや気遣いについて、店主から教えてもらう。

 「大阪を好きになってもらおうと。新世界もきれいになったけど。ディープな凝縮した感じ、大阪の距離感はよかったと思います」と陣内。「大阪は正直な人が多い。ケチが多いのではなく、節約上手な人が多いだけですよね」と研も納得顔で話した。

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2018年5月10日のニュース