小百合 Sスケート美帆らにエール、団体追い抜き「金獲って」

[ 2018年2月21日 05:30 ]

映画「北の桜守」イベントで笑顔を見せる吉永小百合(中央)
Photo By 提供写真

 女優の吉永小百合(72)が21日に、平昌五輪スピードスケートの女子団体追い抜きで金メダルを目指す日本選手を激励した。20日に東京・銀座の丸の内TOEI(1)で行った主演映画「北の桜守」(監督滝田洋二郎)の特別イベント後に取材に応じ、「金メダルを獲って!」とエールを送った。

 スポーツ好きで知られる吉永は熱戦が続く平昌五輪への関心も人一倍。「小平奈緒さんのスピードスケート500メートルは正座をしてテレビ観戦しました」と明かすほどだ。

 3人のチームで戦う団体追い抜きに興味を抱くきっかけは高木美帆(23)の存在だった。8年前のバンクーバー五輪に中学生で出場。「15歳から見てきました。まだ若いのにたくましくなった。お姉ちゃん(高木菜那)をも引っ張ってますものね」と目を細めた。団体追い抜きの魅力については「陸上のリレーもそうですが、テクニックが必要。連携と知恵を使って体の小さな日本人でも頑張れるところ」と強調した。

 自身は24歳からスキーに親しんできた。「熊本県知事時代に国体(大回転、86年)に出場した細川護熙さんと、ニセコで一緒に滑ったこともあります」という腕前。平昌のスキー代表ではノルディック複合の渡部暁斗(29)のファンで「全てが好き」と笑った。

 この日は120本目の出演作「北の桜守」に絡めて桜模様が入ったブレザー姿。3月10日の初日も近づき、劇中に登場する「おにぎり」がローソンで発売されるなどコラボ企画も充実。観客300人と楽しいひとときを過ごした吉永は「もちろん映画は金メダルを目指します」と力強く締めた。

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2018年2月21日のニュース