工藤遥 涙のモー娘卒業…女優転身、夢は「主演作の主題歌をモー娘に」

[ 2017年12月12日 05:30 ]

歌い踊る(左から)譜久村聖、佐藤優樹、工藤遥、野中美希、小田さくら
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 「モーニング娘。’17」の工藤遥(18)が11日、東京・日本武道館で行われた全国ツアーの最終公演でグループを卒業した。

 アンコールでは大粒の涙を流しながら手紙を朗読。アイドルから女優に転身する意向を固めており「今日で“アイドル・工藤遥”とはさようならですが“女優・工藤遥”として、初めましてと言えるように、一刻も早く皆さんの前に戻ってきます!」と宣言した。

 2011年の加入以来、この日で2266日。ボーイッシュなショートカットと八重歯がのぞく笑顔で、長年「ビジュアル担当」としてトップ級の人気を博した。人気メンバーのラストステージとあってチケットは一般向けの発売開始から2時間足らずで完売し、この日はスタンド席を360度近く開放。動員1万2000人は、グループの過去の武道館公演最多となった。

 演出には工藤も参加し、自身のデビュー曲となった12年発売の「ピョコピョコ ウルトラ」や、センターを務めた今年10月の「若いんだし!」など、思い入れの強い曲が立て続けに披露された。

 他のメンバーに「夢に向かって今以上に輝いて」など惜別の言葉をかけられ、涙ながらに一人一人と抱擁。「夢は自分の主演作の主題歌を、モーニング娘。に歌ってもらうこと。これからもずっと仲間」と飛躍を誓った。

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