藤井聡太四段 流行語大賞・特別賞に「自分としても大変得難い経験」

[ 2017年12月1日 17:07 ]

 年末恒例の「2017ユーキャン新語・流行語大賞」の授賞式が1日、都内のホテルで行われて、年間大賞の「インスタ映え」と「忖度(そんたく)」のほか、「35億」「ひふみん」「フェイクニュース」などのトップテンが発表された。

 「選考委員特別賞」には将棋の藤井聡太四段(15)の「29連勝」、陸上の桐生祥秀(21=東洋大)の「9・98」がそれぞれ選出された。

 藤井四段は公式戦デビュー29連勝の新記録を樹立し、“藤井フィーバー”を巻き起こした史上最年少プロ棋士。「この度は『ユーキャン新語・流行語大賞』特別賞を賜り、大変嬉しく思っています。一局一局の積み重ねが『29』という数字に達したことは正に望外の結果であり、自分自身とても驚いたというのが率直な感想です。まだ連勝の過程で多くの方に注目していただき、自分としても大変得難い経験をすることができました。このことを糧として将棋の魅力をさらに伝えられるようになりたいと思っています。来年は平成30年。30連勝を目指す!といいたいところですが、まずは一歩一歩確実に強くなっていくため、日々精進していく思いです。本日は本当にありがとうございました」とコメントを寄せた。

 【年間大賞】「インスタ映え」「忖度(そんたく)」【トップ10】「35億」「Jアラート」「睡眠負債」「ひふみん」「フェイクニュース」「プレミアムフライデー」「魔の2回生」「○○ファースト」※50音順【選考委員特別賞】「9・98」桐生祥秀、「29連勝」藤井聡太

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