「直虎」壮絶最期の政次 異例の追悼CD「鶴のうた」緊急発売 菅野よう子氏自ら企画

[ 2017年8月21日 09:55 ]

アルバム「鶴のうた」のジャケット
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 20日に放送されたNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(日曜後8・00)第33話「嫌われ政次の一生」で、俳優の高橋一生(36)が演じ、壮絶な最期を迎えた小野政次を追悼する異色のアルバムが発売されることが決まった。政次の魂を慰める“鎮魂歌”として緊急特盤「鶴のうた」が23日にソニー・ミュージックからリリース。大河ドラマの登場人物1人にスポットを当てたCDが発売されるのは異例。

 幼少期・鶴丸時代から主人公・井伊直虎(柴咲コウ)とともに過ごしてきた井伊家の筆頭家老・政次。1人で矢面に立って井伊家を守り続けたが、20日の放送で磔(はりつけ)の刑に。壮絶な最期を遂げ、インターネット上で「政次ロス」が発生した。

 アルバム「鶴のうた」は、政次が生を全うするまでを全14曲で描く。辞世の句と幼少から親しんだ禅語「百尺竿頭進一歩」を高橋自身の朗読と「直虎」の音楽を担当している作曲家・菅野よう子氏の音楽でつづる涙の追悼企画。初回仕様として小野政次フォトブック「政次 命」(全24ページ)が封入される。

 ソニー・ミュージックによると、事前に台本を読んだ菅野氏があまりの衝撃に「政次ロス」に。CDの内容、仕様含め、自ら企画立案した。「本当に政次を愛する人と共に哀悼の意を捧げたい」という気持ちが込められている。

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