「真田丸」三十郎熱演の迫田孝也 今度は後方支援「西郷どん」で方言指導

[ 2017年8月21日 14:05 ]

来年の大河ドラマ「西郷どん」の方言(薩摩ことば)指導を担当する迫田孝也
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 昨年のNHK大河ドラマ「真田丸」で主人公・真田信繁(堺雅人)の右腕・矢沢三十郎を熱演して話題を呼んだ俳優の迫田孝也(40)が、来年の大河ドラマ「西郷どん」(来年1月7日スタート、日曜後8・00)の方言(薩摩ことば)指導を担当することになった。21日、同局から発表された。

 俳優の田上晃吉(34)とともに方言指導を行う。2人とも鹿児島県出身。

 今度は“裏方”として大河ドラマを支える迫田は「かごんま出身の迫田孝也の新たなる挑戦じゃ!地元の鹿児島はもちろんじゃっどん、全国も一緒に盛り上げていっでな!!皆様、『西郷どん』の始まりを楽しみにしちょってくいやんせ!」と意気込み。

 田上も「大河ドラマ『西郷どん』の方言指導という大役を頂き、本当にうれしく光栄です。古き良き故郷の言葉を大切にしつつ『全国の方に伝わる活きた方言を!』をモットーにご指導できるよう努めておりますので、ぜひ薩摩言葉にも注目して楽しんでいただけたらと思います。よろしくお願いいたしもす」と張り切っている。

 制作統括の櫻井賢氏は「昨年の秋。ある食事会で迫田孝也さんと偶然お会いし、迫田さんが鹿児島出身であることを初めて知りました。その時、俳優仲間に愛される迫田さんの人柄に触れ、私はひらめいてしまいました。『この方に薩摩ことば指導をお願いしたい』と」と起用理由を説明。

 「ドラマの方言は、土地の魅力を表現する大きな武器である一方、俳優にとって表現の自由を奪うものです。オファーを快諾して下さった迫田さんは、田上晃吉さんとタッグを組み、慣れない言葉と格闘する俳優チームに寄り添い、“生きた薩摩ことば”があふれる熱い現場を育んでくださっています」と手応えを示し「2人の薩摩隼人と出演者の絆が、日本の日曜よる8時に“薩摩ことば旋風”を巻き起こします!」と力を込めている。

 過去の大河においても、「篤姫」(2008年)で西田聖志郎(62)、「跳ぶが如く」(1990年)で飯田テル子&西田、と俳優が薩摩ことば指導を行っている。

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