菊水丸、小林麻央さんの死に言葉失う…自身は甲状腺がん克服

[ 2017年6月26日 05:43 ]

盆踊りツアーの出陣式であいさつする貴乃花親方(左端)、花田景子夫妻と河内家菊水丸
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 伝統河内音頭継承者の河内家菊水丸(54)は25日、大阪市内で「河内音頭・盆踊りツアー2017」出陣式パーティーを行い、2012年12月25日に手術した甲状腺がんからの完治にお墨付きをもらった。担当医の大阪警察病院・鳥正幸内分泌外科部長が「採血、画像診断も曇りない。10年、20年活躍できる」とあいさつ。手術当時、ステージ4の末期だった。

 手術による完治と引き換えに声帯を失い、引退すると一度は決めた。周囲の声もありセカンドオピニオンを求め、声帯を残してがんを取り除く道があると知った。完治のメドとした術後5年まであと半年。「ようやくここまでたどり着けました」と笑顔で語った。小林麻央さんの闘病は人ごとではなく「祈るような気持ちでした」と言葉がなかった。

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2017年6月26日のニュース