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テレ東 なぜ「池の水ぜんぶ抜く」異色企画?最初は「やめろ」の声も

テレビ東京・伊藤隆行プロデューサーインタビュー(上)

25日に第3弾の放送を迎える「池の水ぜんぶ抜く」に出演する田村淳(左)と田中直樹(C)テレビ東京
Photo By 提供写真

 今年1月15日、4月23日にテレビ東京の日曜ビッグバラエティ枠として放送され、大反響を呼んだ企画「池の水ぜんぶ抜く」が、25日放送の「池の水ぜんぶ抜く&駆除の達人 緊急SOS!ヤバイ現場に行ってみた!」(後7・54)で3度目のオンエアを迎える。「最初に企画が持ち上がった時、社内からも“やめろ”という声があった」と語るのは、番組を手掛ける同局の伊藤隆行プロデューサー。これまでも“挑戦的なスタイル”で「モヤモヤさまぁ〜ず2」(日曜後6・30)「バカリズムの30分ワンカット紀行」(BSジャパン、月曜後11・30)などのヒット作を生み出してきた同氏に、番組誕生の秘話を聞いた。

 池の水をすべて抜き、外来生物を駆除する“テレビ東京らしさ全開”の異色企画。MCのロンドンブーツ1号2号・田村淳(43)やココリコ・田中直樹(46)をはじめとする芸能人が池へ出動し、専門家や達人の協力を得ながら問題を解決していく。

 企画の“原点”は、日常の中の何気ない瞬間だった。「家でぼーっとニュースを眺めていたら、警察が池を捜査するために水位を少し下げているということを言っていたんです。その時に『この水が全部抜けたらどうなるんだろうな。すぐ見つかるはずなのにな』と思いまして。その3年前くらいにも吉祥寺の井の頭公園の池の水を抜いたら巨大な鯉が出てきたいうニュースを見ていたこともあって『“池の水を抜く”とはどういう行為なのだろう?』と考えたのが始まりです」と伊藤プロデューサーは語る。

 “池の水をすべて抜く”というこれまでに前例のない企画。しかも短時間のコーナーとしてではなく、2時間に及ぶ「日曜バラエティ」の枠を丸々使っての大胆な試みに「普通はコーナーで考えるじゃないですか。一緒に仕事をしている制作会社や放送作家の人に『池の水を抜くだけで2時間やったら面白いんじゃないですかね』と言ったら『マジで言ってるんですか?』と驚かれました」と自らも笑う。

 昨年10月に企画を提案した際には、社内から反対の声も多く上がった。だが、そこには局の上層部が反対せざるを得ない背景もあったという。

 「『日曜ビッグバラエティ』は『元祖!大食い王決定戦』や『愛の貧乏脱出大作戦』といった特番からレギュラー化された番組を生んだ、古くから続く伝統のある枠なんです。しかし、去年は裏(同時間帯)に『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ)や『真田丸』(NHK)など強いコンテンツがひしめいていて、視聴率が取りにくくなっていました。以前の“当たり企画”を放送しても数字が半分くらいになるといったこともあって、社内的に危機感があったんですよね。そういう危機的な状況で“池の水を抜いちゃいました”という企画案を上げたら『“池の水を抜いちゃいました”とは何だ?そんなものはやめろ』となりますよね」

 だが「反対されると余計にやりたくなるじゃないですか」と折れなかった伊藤プロデューサー。「やり方を考えたら?とか、タイトル変えたら?とか、いろいろな人に言われました。でも、こんなに反対されるってことは“逆に何かあるな”とポジティブに考えました」と自らの意志を貫いた。

 そして、今年1月15日放送の日曜ビッグバラエティ「緊急SOS!外来種から日本を守れ“池の水ぜんぶ抜く”」で企画が実現。番組平均視聴率も8・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と結果を出した(同時間帯の前4週平均は5・6%)。「視聴率の中身も若い層、子どもの世代や、親の世代の数字が良かった。テレビ東京が不得手としてきた世代が多く見てくれたので、結果に対して久々にうれしく思いました」と充実の第1弾を振り返った。

 =インタビュー(下)に続く=

[ 2017年6月25日 08:00 ]

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